玉ねぎは、料理に欠かせない野菜の一つですが、保存方法によっては早く傷んでしまったり、味や栄養が落ちたりすることがあります。
そこで、この記事では、玉ねぎの保存方法と注意点について、解説します。
玉ねぎの保存前に確認すべきポイント
玉ねぎを保存する前に、以下のことを確認しましょう。
玉ねぎの種類(新玉ねぎor収穫後に乾燥させた玉ねぎ)
玉ねぎの状態
玉ねぎの種類
新玉ねぎと収穫後に乾燥させた玉ねぎでは、水分量や繊細さが異なります。
新玉ねぎ…水分が多く繊細なので、保存期間が短くなります。
収穫後に乾燥させた玉ねぎ…水分が少なく丈夫なので、保存期間が長くなります。
玉ねぎの状態
玉ねぎは湿度と気温に敏感な野菜です。
高温多湿の場所に置いておくと、腐りやすくなります。
また、日光に当たると、色が変わったり苦くなったりします。
そのため、玉ねぎは傷んでいないか、においや見た目、触感に異常がないかを確認しましょう。
腐っている可能性が高い場合は、食べるのを避けましょう。
丸ごと玉ねぎの保存方法
丸ごと玉ねぎの保存方法は、以下の通りです。
常温保存
基本的には常温で保存することがおすすめです。
風通しが良く日の当たらない場所にネットに入れて吊すか、新聞紙で包んでカゴや段ボールに入れましょう。
湿気を避けることがポイントだよ
新玉ねぎは状態がいいもので1週間以内、乾燥させた玉ねぎは1~2ヶ月程度保存できます。※夏は1ヶ月程度です
冷蔵保存
気温が高い夏の時期は、冷蔵庫で保存することをおすすめします。
冷蔵庫に保存する場合、冷蔵室よりも野菜室の方が湿度が低く適しています。
冷蔵庫の機種によっては、野菜室より冷蔵室の方が湿度が低く設定されてる場合があります。その場合は冷蔵室に保存しましょう。
新聞紙やキッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れて空気を抜きましょう。
新玉ねぎは10日程度、乾燥させた玉ねぎは3~4ヶ月程度保存できます。
冷凍保存
長期間保存したい場合は、冷凍保存することもできます。
ただし、冷凍すると玉ねぎから水分が出て食感や風味が落ちることがあります。
そのため、冷凍する場合は、使いやすい大きさにカットしてからラップやジップロックに入れて空気を抜きましょう。
解凍せずにそのまま料理に使うことができるので、時短で料理したいときにぴったりです。
カットした玉ねぎの保存方法
カットした玉ねぎの保存方法は、以下の通りです。
常温保存
カットした玉ねぎは、早めに使い切ることがおすすめです。
常温で保存する場合は、ラップやビニール袋に入れて切り口を下にして置きましょう。
1日以内に使い切るようにしましょう。
夏は痛みやすいのでこの方法はやめた方がいいよ
冷蔵保存
冷蔵庫で保存する場合は、ラップやビニール袋に入れて空気を抜きましょう。
3日以内に使い切るようにしましょう。
冷凍保存
冷凍庫で保存する場合は、スライスやみじん切りにしてからラップやジップロックに入れて空気を抜きましょう。
解凍せずにそのまま料理に使うことができます。
3ヶ月程度保存できます。
まとめ
この記事では、玉ねぎの保存方法と注意点について、解説しました。
玉ねぎは、料理に欠かせない野菜の一つですが、保存方法によっては早く傷んだり、味や栄養が落ちたりすることがあります。
玉ねぎの種類や状態を確認して、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の方法を選んでみましょう。
また、カットした玉ねぎの保存方法も覚えておきましょう。
適切な保存方法を守ることで、玉ねぎは長期間保存が可能な野菜です。
正しく保存して、美味しい玉ねぎを食べましょう。